空からの贈りモノ

靴を履き替えた心愛達は
自転車を停めてある門前まで歩いた。

「あ、玲也くんが心愛どこ?だって」

「へ?玲也くん?
てか、どっからの情報?」

スマホをいじりながら歩く桜花。

「あー、心配しないで!
心愛の玲也くんのLINEは聞いてないよ!
金子礼也とLINE交換したのー!」

い、いつのまに…。
さすがイケメン好きの桜花。

「今から門前行くよーって言っといたよ!今日は一緒に帰って上手くやんなよ!
心愛の恋応援してるよ~?」

また桜花ニヤニヤしてるよ。
別に恋とかじゃないんだけどな?
てか、一緒に帰れるんだ!

「ね!桜花!早く行こはやく!」

「そう焦んないで?
ほんっと玲也くんの事好きだよね」

「だから、ちがうって!
とにかく行くのー!」

「はいはい、わかりましたー。
て、あれじゃない?玲也くん
ほら、前から歩いてきてるじゃん?」

前から?えっと。心愛目が悪くて
なかなか、見えないんだよなぁ、
えっとえっと、

「あ、ほんとだ!玲也くんだ」

「ほれほれ、あたしは帰るから行っといで!話は明日聞く!おつかれー!」

「ありがと!桜花、また明日ね!
おつかれー!」