なんて思っていると、直哉からの電話。



「もしもし?」

「あ、淳さんっすか?」

「そりゃ、俺のケータイだから」



少し…天然?



なんて思ってみたり。



「あの、ユナって女知ってますか?」

「は?ユナ?誰だ、それ」

「知らないならイイんす…ありがとうございました」



切れた電話。



通話時間45秒。



え…これだけ?



てかユナ何?



ま、イイか。



「淳…電話終わった?」

「うん」

「見てみて‼︎」

「おっ?これ、そこのミュージアム?」



首を縦に何度も振るなこ。



マジ天才。



「飯食って帰るか?」

「そうだね。ケンさんのオススメで」

「あいよ。じゃ、シートベルトしろよ〜」



クリスマスディナーだ‼︎