「おーい、飲みもん買ってきたぞー。」
「あ、こっちこっちー」
高野くんが、お茶を手にしてこちらへ走ってきた。
「はい、こっちが蘭のぶん、こっちが笹野のぶん。」
「高崎君、ありがとう。」
「パシリに使っちゃってごめんねっ」
「ったく、お前は人を財布がわりに使うなよ。こんどなんかおごれよな。」
「じゃあ、今度3人でどっか出掛けようよ」
「あ、蘭ちゃんいいこと言うねー」
「もちろん蘭のおごりだろーな」
「え?それはどうかなー…?」
「とにかく、今度みんなで出掛けようね!」