「八重?」
「……ライム、っていうんだ」
「そう!俺が名付け親!」
「ネーミングセンスないね」
えー!!っと大袈裟に驚愕する高橋幸満を無視して、ライムの前にしゃがみ込んだ。
つぶらな瞳と視線がかち合う。
下から手を伸ばし顎を撫でると、ライムは気持ち良さそうに目を細めすり寄ってきた。
か……
「可愛い」
本当に、可愛い。
ポツリと吐露しつつ撫でる手もやめないでいると、ライムがその手を舐めてきてくすぐったかった。
「八重めっちゃニコニコしてる!可愛い!」
……そんなライムとのラブラブタイムを邪魔してくる、高橋幸満。
「はいはい」
「あ、無表情に戻らないでよ!せっかく笑ってる顔見れたのに!」
「はいはい」
「……つか、マジ。やっぱり八重だね」
