樹side ここはどこだ? 俺はどこにいるんだ? 俺はー… 死んでしまったのか? 「ーさん、樹さん、目覚めましたか?」 目を開けると、 笑顔で俺の顔を覗き込む看護婦がいた。 俺、病院に運ばれたんだー 悠に有里が好きだ、と伝えた後、 家に帰ろうとしたが、吐き気がし、 倒れたんだった… 「点滴しますね」 「あ、はい」