有里を心配させないように 少しでも守ってやりたくて。 「悠くんっ…」 「俺が…お前を守ってやるから…!」 おれは有里の腕をつかみ だきよせた。 「悠くんっ…!悠くんっ…!」 俺の名前を何度も何度も読んで 力づよく抱きしめかえした 俺は何としてでも有里を守る。 大好きな有里を…絶対に守る。 「有里…俺が…絶対に守ってやる。有里…大好きだ…」