私は周りを見渡すけど
樹らしき姿はみあたらない。

「あなた!しんじゃだめよ!大丈夫?声が聞こえる⁈しっかりして!救急車今よんでるから!」



さっきと同じ女性の声がした

私と同じ事故にあった人がいるー?

まさか…!



私は人混みの中をかきわけた。
間をすりぬけて行く間に
人の手がうっすらと見えた
やっと
たどり着いたとき

私は声を失った…

私の目の前にはー