「首元見てみ」
意地悪な顔をして悠くんがそういった
首元を見てみると
「わぁ」
はーとのかたちをした
私な好きなキャラクターとのコラボの
ネックレス
春休みのデートで欲しかったけど
買えなかったやつだ。
「これ高かったよね!?」
「春休みのあそべねーでごめんな」
「そんなのいいよ! これいいの?」
「つけとけよ 厄除け」
「厄除け!?今年厄年だったけな?」
といいかんがえていた
悠くんは笑ってた
「悠くん大好きだよ」
「おまえんっまかわいいんだよ」
そういい悠くんは優しいキスをしてきた
恥ずかしくなり私は
その口を離して
「帰ろっか」
もいった
首元に光るかわいいネックレス
つけているだけで心地よかった
帰り道は競技について語ったりした
悠くんと買える帰り道はいつも
ドキドキで楽しい毎日である。
