「樹 おっきくなったら旦那さんになってね」 そう言って 侑里はお花の冠を作り始めた 「うん、僕、侑里ちゃんの旦那になる!」 目を輝かせ樹はそう言った 恋はここから始まったのだ 「樹はなれないでね」 「当たり前だよ!」 この約束から樹は 引っ越してしまった。 「その約束さえ忘れちゃったのかな?」