最後の龍の華②

「なんでだよ?!」



「んー、そんなこと教えてくれなかったし」


翡翠につっこまれ、奈留なんかずれた眼鏡を直してた

「じゃあ、この結界の作り方を誰に教えてもらったんですか」




「んー、お父さん??」





「は?」


あっ。またずれた


「幼少期に言伝で教えてもらった。はめ込むって言ってたけど、どっちかは言ってなかったなー」




思い出しながら言うけど、やっぱりそんな場所の正確なことなんか言ってないなー




「そんな昔のことよく覚えてたな」





琥珀がそう言ってきた。





「当たり前でしょ。族長としての教えはどんな時も忘れてはならないしそれを正確に覚えないといけないでしょ?」





私、間違ってる?
という感じで聞いてみる





「そうだな。そんな小さい時にもう教えられてたのか?」





「うん。私のところ短命なの、だから幼少期に全て教えるの」





沈黙
黙られると困るんだけど………





「直感でいこ!どっちかが先々代の物だし」





「そういうものかよ?!ここが一番大切なんじゃねぇーの?!」





「落ち着け翡翠」




「琥珀!!こいつの言ってることわかってるのかよ!」





「いや、だいぶ頭がイッテルと思う」




「なんで?!」




「だよなー。こんな重大な事をノリですまそうとしてるし」




「でも、これがこいつだ。もう諦めるしかない」




「琥珀は一歩先に行ったんだな、俺も見習おうと」




「え?酷くない?なんで私こんなにボロボロに言われてるの?悪口?悪口なの!?」





訴えたけど、ハイハイって言われて相手にされなかった。今度翡翠と琥珀のことボコボコにしてやる!