最後の龍の華②

「おーい、満足した?」




「ぉう」




固まってる翡翠の顔の前に手を振って意識をこっちに向けさせる。





「はい、次弥生の番だけど?」






ラストお一人。
ずーっと一人悶々と考えていた弥生。
こんなに考えてるんだから言いたい事がありすぎて悩んでるんだなーって
期待が高まるよね







「あのさー」





「うん」





「今までのことなんだけど」





「今までって?いつから??」






「えーと、流聖のときから………??」






なんで疑問系なの?
というより、なんでそんなよそよそしいの?
まぁ、ここで言ったら多分すりよってきた猫ちゃんを嬉しさの興奮のあまり叫んでしまって逃げられたってやつになりますね。





なんか変な例えだな。







「うん?男装してたときだよね?その時からがどうしたの??」






「あの時の流聖と今の龍華は一緒なんだよね?」





「…………あたり前じゃないどっちも私よ。流聖のときは多少は隠してるところはあったけど………」






「そっか」






また、思案顔になった弥生。






降り注ぐ沈黙。
えー、これで終わり?!
なんだったの??理由を聞くべき?めっちゃ悩んでる人にか?!





自問自答を繰り返し、結果黙るという。






「龍華」





「ん?」





「こっちの質問は終わったから、始めてもらっていい」






「え?………あーあーおけおけ!」





「………忘れてたろ」






「ぜーんぜん!覚えてました!」





冷汗かきながら言う。
忘れてたけども…………