最後の龍の華②

頭を撫でたいとか言ったら怒るだろうか??




きっと視線で気づいたんだろうなー
キッとこっちを睨みつけ



「理由なんていいだろ!質問に答えろよ!!!」





「えー、やだ」





「んな?!約束が違うだろうが?!」





「んー、私の好奇心からくる質問だったんだけどなー。ほら、こんな質問くると思ってなかったし」






「ぅ……」





しゅんとしている耳が見えるのが悪いのだ。かわいいと思うのは私だけ??










「それで、理由は?」







ニヤニヤしながら、もう一度聞いてみる。
意地悪なのは百も承知。






「あの後………里の門を見てみたけど、開いてなくて勝手に退学扱いになっててどこに行ったのか心配だっただけだ」






ポツリポツリと喋る翡翠。
びっくりした、門に来たことも驚きだったけど、得体の知れない私を心配してくれた事に………
照れてるのかそっぽを向いていた。
こっちから丸見えの耳が真っ赤だけど………







「そっか。今まではね長としての仕事をしてたから里に引き籠もってたなー」





「はぁ?」





「はぁ?って酷くない?お披露目会をするための準備とかー、お披露目した後は他の族長に挨拶や取引?とかいろいろしてたわけ」





「引き籠もってたって………じゃあ、門が開かないのはなんでだよ?!」





「まだ、里に人が入れる状態じゃないしそれに来ても何にもないわよ??」






「何もないって………」




「んー、来てもらうには観光地ぐらいに発展させて、金銭的に潤ってほしいし………」




まぁ、そうするには色々と大変な事があるんだよね人手不足とか観光名所の決定とかあとお掃除ね、色々とボロボロだからなー
まぁ、人手不足なんだけど………





口をあんぐり開けてる翡翠。
そっちが聞いてきてるのに呆けてるみたい