あれから 1カ月たち
龍の里も軌道にのり 今までの暮らしより
遥かに 平和な暮らしをしている






あのパーティーからは
里の方で忙しく 四天王たちとは なかなか会っていない






でも 今落ち着いて来ているし....
彗から もう一回学園に入らないかと 言われた...







それには すごく悩んだ....
里は軌道にのったし 余裕が出てきたけど...
もしもの事を考えたら 里を離れるのが嫌だった...






あんな 悲劇二度と見たくないと思ったし...
結局私は 臆病者なの...
















そういう理由で 断ろうと思った...





だけど....
「お前は 働きすぎ...
学生の年なんだから 青春でもしろ
大人になったら 嫌でも働かないといけないんだから....今しかできない事をやれ...
その近道として 学園に戻れ!
里の方は 俺がやっておくからな?」









彗に力説され、渋々頷いた。





その出来事が2日前におこったことである。
そして 昨日に制服が届き...
今日...目の前に 懐かしい正門がある








ちなみに 制服は女子ので
男子のやつが有るじゃないって言ったら
「無理無理...!
今は龍華やねん! 男ちゃうやん!!
それに 俺は龍華の女子制服が見たかった!!」





千草が喚いた
最後の願望は聞こえなかったことにしよう...






そんなことを思いながら デカイ門を見上げるのをやめ 歩みを進める