「さようなら、咲良ママ!」



「またね、華音ちゃん♪ 気をつけてね!」




 俺たちは母さんに見送られながら会場をあとにした。




 手を繋いでいたからかな?



 少しだけ視線が痛かった気がしたのは……。



 それは華音も感じたみたいで「視線が痛い!」と言ってた。




 そんな感じで、無事にパーティーは終了したのだった──。