私とあいつの関係 *ステキな婚約者*

 と、ほんの数分ほどで戻ってきた咲良ママの後ろにはお手伝いさんらしき人が2人いた。



「お待たせー! 実はこれね、2人の衣装なんだけど……」



 その言葉と同時に、1人ずつ私たちの前に立って、衣装を渡してくれた。



「ちょっと見てみて」



「はい!」




 勢いよく頷いて衣装を見てみる。




 衣装を見た私は一瞬にして見とれてしまった。