「水原何点だったんだよー?」 私は、テストの用紙をバッと隠した。 でも、奏太は私のテスト用紙を無理やり引っ張って、奏太に点数を見られた。 「62点か…。」 62点…やっぱり私はバカだ。 どうせ、奏太に笑われるだけ。 と思っていたが、奏太は悔しそうな顔をしながら言った。