「少しの我慢です。ここを抜ければ私の家があります。そこでゆっくり休憩をしましょう。」
そう言ってニコッと笑った。
そして、アリスは
歩き出した…。
森を歩くこと数分、目の前に出口らしきものが見えた。
「さぁ、アリス。もうすぐここから出られますよ。」
「うわぁー!」
アリスは今目の前にある光景に驚いた。
森を抜けるとそこは森の中と違ってとても明るく、空気は美味しく、そしてキレイだった。
「ここが私の家です。」
アーサーはそう言うと、今までずっと握ってたアリスの手を離して家の方へ歩いて行ってしまった。
アリスはアーサーのあとについていった。
アーサーの家はおとぎ話に出てくるような木の家で、小さいけれど一人で暮らすには十分な大きさで家の辺りには何もなかった。

