そして、アリスはある部屋に入った。
その部屋のドアになぜか惹かれてしまい、その部屋に堂々と入った。
鍵はかかっておらずアリスは簡単に入ることができた。
その部屋には本棚がたくさんあり、難しい本がたくさん並んでいた。
それは15歳のアリスにはまだ理解ができないであろう本だった。
アリスはこんなたくさんの本に囲まれたことがなかったため、不思議な気持ちになりしばらくその部屋にいた。
アリスにはまるで時間が止まったかのように感じた。
本棚を眺めているとある一冊の本に目がとまった。
アリスはその本の近くまで行き、その本を手にとって見てみた。
その本の題名は…
【不思議の国のアリス】

