いい加減腹が立った。
このままでは彼女のヨダレがたれ、
俺のベッドが汚れる。

『歯を磨くか、テレビを見るかどっちかにしなさい!』

彼女はビクッとした。
その拍子でヨダレが・・・。
迂闊だった。泣

彼女は私を少し睨みながら洗面所へと向かった。小走りで。
そうしなければCMがあけてしまう。


彼女は5才の愛娘。
この習慣はいい加減に直してほしい。



・・・いや、あと一回くらいは許してやろう。
あんなに可愛い愛娘だし。