5分ほどするとのんちゃんは、きた。 「はぁ…はぁ…妃奈?」 私のために息を切らして来てくれた。 のんちゃんの姿を見ると ぶぁーっと抑えていたものが 溢れてきた。 「う…ひっく…のんちゃん…」 「大丈夫だよ。妃奈には私がいる。 そんなやつ忘れちまえ!」 って慰めてくれた。 何も言えない私にそのあと 2時間も一緒にいてくれた。 学校が別々でよかったかもしれない。 もう忘れよう。 蓮也くん…3年間ありがとう…