Jewel Memory*2つ年下




「優。
どーしたらいい?」


『うーん‥
これから巳波の家遊び行くから、言ってあげるよ』


「え、でも───」




このまま、巳波との関係を断ち切って、接点を持たないようにするのか。


本当のことを話して、また友達以上恋人未満の関係に戻るのか。



あたしの中で迷いの渦がグルグル回る。




『いいから言ってあげるよ。

言わなくて、本当に後悔しない?』



優の言葉に、あたしの答えは1つしかない。


だって。


「後悔する!
絶対する!

全部嘘だもん。
あたし、巳波のこと好きだもん」



誰に何を言われようと、あたしは巳波が真っ直ぐに好きだから。



失いたくない。

離れたくない。

手放したくない。



巳波が、1番好き。



今の関係を失ったら、後悔する。



自分で思った以上に、あたしには巳波しか見えてなかった。






───ガチャ



また一筋の雫の後をなぞった時、帰ってきた未来がドアを開けて入ってきた。





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