Jewel Memory*2つ年下




優に相談したいけど、お喋りだから困っちゃうよ。





「由紀乃聞いてる?
シカトかよ」


「あ、ごめんごめん。
聞いてるよ」



あたしが返事しないことに、呆れてる未来。


慌てて答えるあたし。






ん…?

待って。



ってことはさ。



優は巳波の家にいるんだよね?


だったら、巳波はまだ起きてるってことだよね?




なんでメールくれないんだろ。



また、あたしの中の不安が大きくなった。




―――――

本文

メールしてよ〜

―――――



巳波に送るメール。


ホントは、こんなの送りたくないよ。


でも、このまま待ち続けるのも無理。




あたし、待つの苦手だから。







まだ。


あたしには分からない。


巳波の本当の気持ち。



不安が一層募ることなんて、

この時のあたしには想像もつかなかった。






―――――

本文

学校では、
お互い話さないようにして、
メールとかで話そう。
バレるから距離置こう。

キツい言い方してごめん

―――――





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