次の走者にたすきを渡し終えた後。
「由紀乃お疲れぃ」
汗びっしょりで、芝生に倒れ込むあたしに、
友達はまた元気をくれた。
「ヤバい。
足痛くて立てない」
「マジで!?
大丈夫?」
「うん…」
「足伸ばして」
そう言って、友達は足を揉んでくれたし。
「ありがとね」
「うん♪」
何より笑顔を沢山くれた。
「由紀乃、いやぁー足速いんだな。
最後は声援が凄かったぞ」
担任の男の先生にも、そう言われ、最高に満足。
「ココ頑張っ☆」
入れ替わるように、ココに会った。
「走ってるとこ見てるね」
笑顔で別れて、あたしは待機場所へ向かう。
それなりに、あたしも活躍できたよね?
頑張ったもん。
巳波、見てくれてたかなー。
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