†白亜学園†[BL]

部屋をでて、食堂に向かう。



食堂は………大きすぎるよ?



資料で読んでたから目を見開く程度で終わったけど。




それとさっきから聞こえてる市太郎への歓声と俺への罵声。




たいして気にしないけど。




市「ごめんな、紅。俺なんか人気らしくて親衛隊とかいるからさ」



紅「いや、気にしてないよ?」



王道すぎる展開だし。




市「ほんとわるいな」


市太郎が困ったように笑う。




途端にキャーっとどよめく、まわりの生徒。




紅「とにかく席に着こうぜ?」



市「そうだな」




角の方の席に座る。



市「頼み方わかるか?」




市太郎がカラオケにあるっぽい機械を手に聞いてくる。




紅「あぁ。それとこの学園のことは大体把握してるから大丈夫だぞ」




市「そっか。何頼む?」



渡された機械を手に考える。




この機械はメニューでタッチパネルを押すと注文でき、ウェイターさんが運んで来てくれる。



支払いは食べ終わった後にカードキーを機械に通すだけ。