✳︎シェリル side✳︎
「はぁ…。今日もいない、か…」
クリスに初めて会ったあの日から約一ヶ月が経った。
クリスに会えたのが幻であったかの様にあれ以来クリスは姿を見せなくなった。
…私は毎日あの日と同じ場所、同じ時間に来てるのに。
「そういえば…なんでこんなにクリスに会いたいって思うんだろう?」
首を捻って考えてみる。
こんなに人が恋しいと思ったのは初めてだ。
あの日クリスと話したことは忘れられない。
クリスの隣は本当に居心地が良くて…あの日受けた暴力も忘れることが出来た。
うーん、と頭を捻っていると…。
『シェリル!そろそろ時間じゃない⁉︎』
人ならざる者の声がした。
小鳥がいつの間にか肩に止まっていて、私に警告をしてくれた。
え?と思ってお母様の形見の懐中時計を取り出すと…
「え⁉︎もうこんな時間なの⁉︎」
「はぁ…。今日もいない、か…」
クリスに初めて会ったあの日から約一ヶ月が経った。
クリスに会えたのが幻であったかの様にあれ以来クリスは姿を見せなくなった。
…私は毎日あの日と同じ場所、同じ時間に来てるのに。
「そういえば…なんでこんなにクリスに会いたいって思うんだろう?」
首を捻って考えてみる。
こんなに人が恋しいと思ったのは初めてだ。
あの日クリスと話したことは忘れられない。
クリスの隣は本当に居心地が良くて…あの日受けた暴力も忘れることが出来た。
うーん、と頭を捻っていると…。
『シェリル!そろそろ時間じゃない⁉︎』
人ならざる者の声がした。
小鳥がいつの間にか肩に止まっていて、私に警告をしてくれた。
え?と思ってお母様の形見の懐中時計を取り出すと…
「え⁉︎もうこんな時間なの⁉︎」
