ヴァイオリンとフルート

 そして、佐藤は行ってしまった。
 優奈が涙菜発言した。

「出よっか・・・」

「・・うん・・・」

 2人は歩きながら話した。人が少ない道を歩いている。優奈が涙菜の強度の人見知りを起こさないために歩いているのだ。

「演奏会の曲如何しよっか?」

「・・優奈、「月光」って知ってる?」

「あの、ベートーヴェンの「ピアノソナタ第14番 月光」?」

「うん、そう。」

「知ってるけど・・・もしかして涙菜、月光にするの!?」

「無理・・・かな?」

「う~ん僕もピアノでしかやった事ないなァ・・・まっ、工夫すればいけるかも知れないね。」

「ほんと?出来る?」

「うん!やってみるよ。」

「有難う!!」

「涙菜、「月光」好きなの?」

「うん、小さい頃聴いた事があるの。」

「そうなんだ。じゃ、練習しよっか。」

「えっ?優奈の家で?」

「涙菜の家じゃダメ?僕の家ちょっとね。」

「でも、フルートは優奈がくれたからあるけど、ヴァイオリンは無いよ。」

「じゃ、とってくるよ。涙菜は家で待ってて。じゃ、早速行ってくるよ。」

「うん、じゃ、家で待ってるね。」

 そして、優奈はヴァイオリンを取りに行く為に家へと戻った。