ヴァイオリンとフルート

「あはは、冗談よ、冗談。」

「そうだぜ、涙菜、優奈、冗談だぜ。」

 それでも、2人は顔が真っ赤だった。
 そして、優奈が仕返しとばかりに言った。

「でも、田仲と天本も新婚夫婦みたいだったよ。」

 優奈が発言した言葉で、田仲と梨恵は涙菜達より顔が真っ赤になった。
 そして涙菜は感じた。

「(梨恵と八重斗君ってお互い好きなんだ。ピッタリだと思う。)」
 
 涙菜が一人で笑っていると梨恵が言った。

「涙菜、如何したの?一人で笑って。」

「ううん、何でもない。」

「・・・なァ・・・3人共。ケータイ持ってる?」

「えぇ・・・私は持ってるわよ。それが如何したの?」

「私も、持ってます。」

「僕も、」

「ケータイの番号教え合おうぜ。」

「そうね、ついでにメアドも。」

 そして、4人は、ケータイの番号とメアドを教えあった。

「これで何時でも、連絡が取れるわね。」

「そうだな。」

「皆、そろそろ優奈の家に行かなきゃ時間がないよ。」

「そうだね、早く僕の家に行こう。」

 そして、4人はカラオケ屋を出たのであった。