ヴァイオリンとフルート

「そうね・・・皆早く靴履いて!」

 梨恵の声で、三人共自分の靴箱を開けた。
 そして、四人とも一斉に靴を履いき一斉に走り出した。
 
 だが!!

「キャッ!!」

 涙菜がこけた。

「いたた・・・」

「大丈夫?涙菜!」

 優奈が心配して涙菜に駆け寄った。
 こうしている間にも女子が追いかけて来た。

「チッ・・・ほんっとしつこい奴らだな取材班になれるぜ。」

 田仲がひそかに女子達んひ毒づいた。
 それに梨恵が

「八重斗・・・私もそう思うわ・・・」

「だろ?おい!涙菜、優奈早くしろ!!」

「涙菜、立てる?」

「う、うん・・・イタっ!」 

 涙菜が立とうとした時、足首に女には耐え切れない痛みが走った。
 だぶん、さっきこけた時に捻ったのであろう。

「涙菜!!」

「大丈夫、少し捻っただけみたいだから・・・!!」

 涙菜がまた立とうとしたがまた痛みが走った。
 涙菜が痛みに耐えながら言った。

「だ、大丈夫だよ。」

 とは言っても、足首が、頬が治る前のように腫れてきていた。

「・・・行くよ!!」

「えっ!!」

 優奈は涙菜を初めて会った時のように抱き上げていた。(いわいる、お姫様抱っこ)

「田仲!!天本!!行くよ。」

「うん。」

「おう!」