黒猫は闇夜を生きる

SIDEラン



カツン…カツン…カツン…



とある、部屋に足音が響いてく



「ランちゃんだねー僕は拓海(タクミ)まあ、以後よろしく」



まってたよ、ていうか待ちくたびれた



『中村拓海だね…で?どうした?』



「知ってるんだねー」



『そっちもそれなりに知ってるくせに』



まだだ



「それはどういうことかなー」



『なんかやばいことでもあった?』



「もうー楽しく行こうよ」



『どちらかと言えば君たちは人を楽しませる方でしょ?』