黒猫は闇夜を生きる

「コホコホっ!」



『落ち着きなさい』



「いや、モガッ」



『黙りなさい』



「あはは(汗)まあ、あの圭くん!後でほっ放課後の教室に残って下さい!」



「また行っちゃったぞ」



杏は、ものすごいスピードで行ってしまった。いや、本当に。



『もちのろんで行ってね★』



「黒っ!」



「分かってる…」