黒猫は闇夜を生きる

「つかれたなー」



と、ユウが話を切り出した。



「ウソつけ…」



『あの警察面白そうだね』




「ああ、あの目は光を見ている」



「楽しみだ…」



と、二人はランの言葉にそれぞれの意見を返した。



『まあ、いいや…ブルーダイヤのある場所は?』



「あの部屋の地下…」



ケイが指差した方を二人は見るとそこには赤と金で装飾が施されたドアがあった。