黒猫は闇夜を生きる

SIDEラン



『帰るよ~』



「何でだ?」



フッフッフ~



『歩いてさっ!』



「ぜって~見つかる」



あっ、それは大丈夫



『何度も変装しながら行くよ』



「分かった…」



さて…と



『黒猫ちゃ~ん』



すると、闇の中からにゃ~んと声がした