「僕みたいなセラピストになるって。
セラピストになったらまた会おうって。」

いやー。

あたしの涙腺限界。

ぽろぽろ涙がこぼれる。

「7年たった今俺の目の前にその子は、セラピストととして現れたんだ。そう。夢を叶えてね。あの頃私を変えてくれてってゆったろ?変えたのは朱里ちゃんだけじゃない。俺が朱里ちゃんに変えてもらったんだ。」

「久しぶり。そして、お帰り朱里ちゃん。」