ノンストップメモリーズ





***


1日の授業が終わり、放課後。

未羽と二人でファストフード店に来ていた。


ポテトとジュースを頼み、もう既に話し込んで三十分は経過しているだろうか。

未羽との話は飽きが来ないから良い。


「───でね、私、その...、」


と、話の流れのまま、未羽が顔を赤く染めた。


周りの人が妙なくらい盛り上がっていて聞こえにくい。


「清水先輩のことが、好き、なの...」

「.......え?」

「だ、だから!清水先輩のことが、恋愛感情として好きなの!!」


................、

.........、

............................。


「未羽が、あの人を?」


未羽が言ったことをそのまま問い返すと、大きく首を縦に振り、肯定の意を示した。


「な、なんで?どこが?!」

「え、えと、その...、」


驚きがそのまま勢いに変わったあたしの反応に驚いた未羽は、

恥ずかしいのか俯いてどもっている。

...何だろう。可愛いな。


「結構前の話なんだけどね、私、カバン泥棒にあったんだ」


照れ隠しなのだろう、ほんのり紅く染まった頬を押さえながら話す。

そんな未羽を見ていると、少しだが周りの空気も和らいで感じる。


...だけど、なんだカバン泥棒って。

そんなの聞いてない。