「まず真優の親御さんに挨拶行く。」
翔太は立ち上がり、かかっていた
ネクタイをしめ始める。
約束していた婚姻届の提出日。
それが............今日になっていた。
初めて、私のお母さんに会わせる。
「あのさ翔太の親御さんは?」
「あーー............真優の家に
もう向かってったよ」
「えっ!!嘘!!
まず挨拶しようと思ってた............」
私も、翔太の親御さんに初めて会う。
「よしっ行こっか♪俺も行くから!」
スーツを着ると翔太にそっくりな
悠さんは、意外とかっこよかった。