遠くて近いあなたへ







私の人生を変えてくれた翔太。






私にはこの人しかいない。










お兄さんが持っていたペンを

受け取り、座る。





「ま、真優........?........いいの?」


「私には翔太しかいないよ。

翔太とじゃなきゃ。私は笑えない。」





にこりと笑って《妻になる人》


の欄に『東 真優』と書いた。






翔太への手紙にいつも書いていた

ように、自分の名前を。





すると翔太がペンを取り

《夫になる人》の欄に『南原 翔太』


と書いた。






住所など必要な情報を書き留め、


お兄さんに預ける。