「チッ もう見つかったか。」

「おいっ!今舌打ちしたなっ!?
 つーかっ!隣の奴誰だよっ!?」

そこには黒い髪、黒と青のオッドアイの目つきの悪い僕とあまり年の変わらない?男のヴァンパイアが立っていた。



「コイツはカイル。拾った。」

「拾ったって!犬じゃねーんだぞっ!
 俺はレン。コイツのパートナー
 だ。」

「どっどうも!」

目つきは悪いがいい人みたいだ。
レンさんはエリアさんのパートナーか………………………

「カイル。お前はヴァンパイアなの  か?その緑と黄のオッドアイ……
 人間ではないだろう?」


レンさんは僕をじーっと見つめ聞いてきた。


「僕は………人間とヴァンパイアのハー フなんです。」

レンさんは目を見開き口をパクパクさせた。

「んなぁっ!?人間とヴァンパイアの ハーフっ!?」

「レン。うるさい。」

「いやっ!だってっ!お前はわかって たのかよっ!?」

「あぁ。当たり前だ。」

レンさんは数秒固まるとハァとため息をついた。

「もう…………わかったよ。
 カイルっ!これからよろしくな!」

レンさんはニカッと笑った。

「はい!よろしくお願いします!」