「えっ………あの………あなたは?」

僕はあまり人とは関わったことがなかったから上手く口が回らなかった。


「私はエリア。見ての通り、ヴァンパ イアだ。お前は?」

「ぼっ僕はカイルといいます。」


エリアさんはニコリと笑いもせず、赤と青の瞳で僕をじーっと見つめてきた。





「カイル。私と一緒にこないか?」







「………………………はい?」


ここから僕の日常は変わった。