あれ・・・?毛布かかってる・・・?
いつのまにか眠ってしまっていた様で優花は周りを見渡した。
だが人の気配がない。
優花は慌てて飛び起きると達央の姿をさがす。
・・・・え?もしかして私一人?みんな帰っちゃったの?
不安が襲う。
すると・・・
「お目覚めですか・・・お嬢さん?」
後ろから聞きなれた声がしてハッと振りかえると達央がいた。
「よかった・・・・」優花は大きく息を吐き安堵した。
改めて達央を見ると・・・ええ?
何だかさっぱりしてない?首にタオルを巻き、
Tシャツに・・・スウェットパンツ?
キョトンとした顔で達央を見てると
「あんまり気持ちよさそうに眠ってたから起こすの悪いと思って・・
で、俺はその間にシャワー浴びてきた」
達央はキッチンの冷蔵庫から冷たいお茶を2本取り出して
優花の隣にドカッと座った。
優花もつられて座ると
「飲む?」とお茶を差し出され、それを受け取り飲むことにした。