今、大好きな人と結婚して大好きな人に思われ・・・
そしてお互いの心と体が溶け合って一つになっている事が
こんなにも幸せで愛おしいと達央と出会う前の優花は想像できなかった
だろう。
そして達央と出会いその事を彼が教えてくれた。

友達の引き立て役だった自分へ
引き立て役だったわたしよさようなら・・・
でももう私は大丈夫だから

優花は眠っている達央の髪の毛の撫でながら
過去の自分とさようならした。