…あれ…知らないうちに
寝てたか、俺。

「おっはよぅ!」

馬乗りになって、そう言った死神。

「どけ。重い。」

「薄い!薄いよ!
もうちょっと、驚いて
くれないと 面白くないんだけど!」

「俺は、お前さんの玩具じゃ
ないっての。のかないなら
つまみ上げて、窓からポイ だぞ。」

死神は、頬を膨らませて

「本当、つまらないな~…」

…等と、ボソボソ呟いている。

「はぁ…達 悪いな、死神さんは。
それはそうと、昨日の
願い事の件なんだけど…。」

「おっ!決まった?!
何々?何でも良いよ。」

何か、テンション高いな…
ますます訳の分からんやつだ。

「何でも…出来るのか?」

「勿論、OKだよ!」