いい匂いするし…。って私は変態か。
とりあえず、真ん中に置いてあるテーブルの右側に座ることにした。
カチャッ
「お待たせ〜。はい、オレンジジュースでいい?」
「あ、うん。ありがとっ。」
いえいえ!伊織はそう言ってテーブルの後ろのベッドに座る。
「ね、望奈斗もこっち来て?」
「でもっ」
「ほら、いいからこっち」
と言ってうるうるした瞳でこっちを見て手を広げる伊織。
「…っ/// う、うん///」
そんな瞳で見つめられたら、そんなことされたら行かないわけにいかないじゃん。
ほんとに罪。反則。そうすれば来るって分かってるんだ。
