ピピピピピッ、と6時ぴったりに目覚ましのが鳴り響き結吏愛は目を覚ました


「昨日早く寝たおかげでぐっすり眠れたわ、」

と言って大きなあくびをした


「あれ?ミユー!まだ寝てるのー?」

とミユの眠っているベッドを見たがミユはいなかった


キッチンへ行くとミユが朝食を作っているのが見えた

「あっ、起きたんだ!もう出来上がるからそこ座って待ってて!」

と言われたのでソファに座ってテレビを見ながら待っていることにした



数分後…
「はーい!出来上がり!」


と言いながらミユは朝食を持ってきた

メニューはサンドウィッチとヨーグルトとオレンジジュースだった
だがミユの方には大きなホットケーキとミルクがあった

「それ…が朝ごはん?」
「えぇ、結吏愛オレンジジュース好きだったわよね?」
とミユはホットケーキをほおばりながら言った
「う、うん。い…いただきまーす!」

2人は朝食を食べ始めた

「あっ、そういえばね!さっきニュースで言ってたんだけどアメリカってとこに魔界の人達が来て人を襲ったらしいよ‼︎何か知ってるー?」

結吏愛がそういったとき、ミユは少し嫌な予感がしたが

「そうなの?分からないわ。そういえば、魔界にも人間がたまに迷い込むけど記憶を消して人間界に戻すのよ」

と返事をし、朝食を急いで食べて皿を片付けた


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「それじゃ、学園行ってくるね‼︎」

「うん!行ってらっしゃ〜い」

「行ってきまーす!!」

と結吏愛は手を振りながら学園へ向かった


「ふぅ、私たちも準備をしましょう」

____サタン、と言うと
サタンがミユの背中からスッと影のように出て来た

『ミユ…本当に行くのか…』

「えぇ、まずは貴方のオーラをどうにかしないとね」