コンコン、と


少しして、ドアをノックする音が聞こえた


「失礼します」

と、金髪の子が入ってきた


きたっ!!!!


「やっぱりお昼に会った先輩だったのですね」


「うんっ!」


「それはそうと、私に何の用でしょう?」



冷たいなぁ〜、早く帰りたいって顔だねぇ


生徒会に入ってくれるまで帰してやんないよ、



とりあえずその辺のソファへ座らせ



「ね、生徒会入って?」


そう言った



「…何故私だけなのですか?」


やっぱりきくー??
そこは想定内だから良いんだけど


椅子から立ち上がり、ミユの座っているソファの、テーブルを挟んだ向かいにあるソファへ座りながら

「つよいしー、かわいいしー、生徒会にぴったりだから!」


と、にっこりと笑って言った




「………違いますよね?貴方の目的はそれではないと思います。」


なに、なんで分かった?
そう言われた瞬間、その瞬間だけ俺の本性が現れたような気がした



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