そういえば時間大丈夫なのかしら?



「そろそろ教室へ戻ろう」


そんなことを考えていると晄が言った



「えぇ、そうね」



と、私たちはクラスへ向かった



---------------------



教室へ着き、ふと疑問に思ったことがあった


「結吏愛、さっきSクラスとSSクラスは別って言ってなかった?」




クラスを見ると、おそらくSクラスの人達。


この学園へ来た時は全然気にならなかったけどね


「あぁ、教室は一緒だよっ!だってSSクラスは私たちしかいないんだもん!寂しいじゃん!」


そうだったのね

「あともう1つ!私がこの学園に来た時NO.2と1と戦ったけど魔力的には結吏愛が上なのにどうしてNO.3なの?」


「えっとー、それはね、私は確かに魔力は高いけど戦闘力はそこまでっていうか…入学式に魔力を測ったとき、私がNO.1って言われたんだけど、尚と晄は私よりずっと強いから理事長に頼んで私はNO.3にしてもらったの。」


「そう…勿体無いわね、今ならNO.2まではいけそうなのに」


「そっ、そんなことっ!!」


本当の事なんだけど…
覚醒させたし少なくとも"前の"尚と晄よりは強くなったと思う。



「______ファンタジア魔法学園の生徒の皆さん、体育館へ集まってください。」



この声は…

「「「「理事長???」」」」


あ、4人でハモった。

うーん、体育館となると私のときみたいに転入してきた人かなー?