W王子【完結】









「なんか、優雨くん忘れ物ばっかしてるんだぁ」



「え?優雨くんがぁ??」

「まじ!?超優等生な優雨だったじゃんか?」

「何があったのぉ??」



皆がぐいぐいと、話しに噛み付いてくる。



優雨くんの顔は、完璧に引きつっていた。





「俺だってしんねぇよ」



モテる男は辛いねぇ…