「ぶははは」 吹き出すように笑い始めた渉。 さっきまでの甘い雰囲気も 緊張感も 全部飛んで行っちゃった。 「お昼ご飯食べてなかったから…」 言い訳も爆笑してるから聞こえていない。 何このパターン。 恥ずかしいぃ/// 「ご飯にするか。 制服着替えろよ、皺になるぞ」 まだ笑ってる。 ひどい、 余りの羞恥に涙が滲む。 「後で、な?」 笑ってたくせに、 低くセクシーな声で耳元に囁くなんて 「ずるい…」