二人で席に着き、 渉はわざとらしく咳払いをした。 「次、いきます」 大雅の次の生徒が出にくそうに前へ来て 卒業証書を受け取り話し始めた。 その間も、さつきはさっきのことを思い出したのか大雅を見つめていた。 大雅もさつきわ見つめていた。 ラブラブな二人だなぁ。 あたしも、渉と早くラブラブしたいよ。 想いが届いたのか、 渉はあたしを見つめていた。 クチパクで、 「好き」と言われた。 だから、 「あたしも」と返した。 こうやって我慢するのも今日まで。 今日さえ終われば……