「姫が起きたぞ~!!」 「わー!」 「おー!」 「やったぁ!」 「祝おう!」 「みんなで踊ろう!」 「よし、れっつダンシング!」 渉が適当に他の役の台詞を言った。 あたしは渉に手を引かれ身体を起こす。 「白雪姫、お手を…」 「はい、王子様…」 ───と、ここからは創作ダンスが始まる。