「べつに許したわけじゃないからね!」
「はいはい」
「渉のせいで回る時間減ったし…」
「はいはい」
「それでも…渉とケンカしたくないから。最後まで楽しみたいから…」
「うん、俺も」
国際通りを練り歩きながら、
今朝起こした後の情事について揉めていた。
「時間ないってわかってても求めてしまってごめんな?」
そんなのあたしだって……
「あたしも拒めなかったもん…」
だから渉ばっかり責めてるけど、
あたしも悪かったよね。
反省します。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…